スバル XV 2.0i-L EyeSight を購入(1.契約)

今の愛車は、日産の2005年製の初代ノート。
細かな不満はありつつも、取り扱いやすい車体サイズと、大きな不満がないことから乗り続けてきました。
しかし、製造から12年が経過して、たまにワイパーが止まるなどの不具合が出始めて、乗り換えを決意しました。

次の車のターゲットは?

子供がいるのでフリードやシエンタなどの3列シート車が当初の候補でしたが、嫁が「背が高いSUVに乗ってみたい」「旧型のエクストレイルのデザインが一番良い」と、かっちり感があるSUVを押してきました。

旧型のエクストレイルは今さら無いですし、現行のエクストレイル(マイナーチェンジ前)の白色を見て「ダースベイダーの兵隊みたいで嫌」と全くお気に召さない様子。
デザインはスバルのフォレスターが一番気に入ったみたいですが、フォレスターは2018年度に新型という声が聞こえてきましたし、あの大きさで近所の買い物も少々辛いとなり、適度な大きさと新型が出たばかりというタイミングの良さのXVが購入候補となり、試乗に行ってみました。

SUBARUのホームーページより引用

スバル XVを試乗をしてみて

ディーラーで試乗をしたのは2.0i-Sで、その時の感想です。

前方視界が良い

乗ってすぐに気づいたのが前方視界の良さで、Aピラーが前方にあり、ミラーの死角が三角窓で少なくなっているので、死角が少ないです。
最低地上高が200mmで視点が高いのも、運転がしやすいと感じました。

後方視界はノートよりは悪いですが、SUVであることを考えれば良いかと。
例えばSUVでC-HRなんかはデザイン重視で以下にも後方視界は悪そうです。
(その分、XVのリアデザインは少々オーソドックスな気はします)

乗り心地が良い

18インチタイヤでしたが、タイヤが太いのにもかかわらず乗り心地が良いです。
カーブで車が傾かずにしっかり地面と車が接して、でもサスペンションが固いわけではないので、 運転がしやすいですし、同乗者も快適だと思います。

車体剛性の高さとか、AWD(4WD)の効果とか、色んなことがあっての結果だとは思いますが、背が高いSUVでコーナリングが安定していたのが好印象でした。

パワーは概ね納得だが、少々パワー感を感じない

試乗時は大人3名と子供2名で、外気温は30℃、更にエアコンをあえて全開にして、乗車条件をあえて少々厳しめにしています。

エンジンはボクサー4気筒の2Lですが、音が静かで、振動も少ないです。
パワーは1.5Lのノートよりあります。
ただ、期待をするほどパワーがモリモリという感じではなく、この乗車条件で2,000rpm程度の回転数で加速をしようとすると、車が重たく感じました。
もう少し低回転域でトルクがあると良いんですが、燃費重視の直噴2Lだとこんなもんなのかもしれません。
トルクがある余裕がある走りが良いなら、マツダの方が良いかも?
走行モードを「インテリジェントモード(I)」から「スポーツモード(S)」 にすると、幾分ましにはなります。

とはいえ、ノートで同条件の場合はアクセルを結構踏んで回転を意図的に上げるか、パワーモードを使って回転を上げないとなかなか加速をしてくれないので、そういった発進時のストレスはだいぶ少なそうです。

トランスミッションはCVTならではというか、アクセスの開度に対して加速がワンテンポ遅れてくる感じがありますが、ノートのCVTよりアクセルを踏んだ時の回転の上がり方といったレスポンスは良いです。
CVTに慣れているので気になりませんが、ATから乗り換える人は気になるポイントかと思います。

アイサイトが好印象だが、ちょっぴり残念なところも

スバルといえばアイサイトです。
車線逸脱をお知らせする機能と、先行車が発進した時にお知らせする機能しか試せませんでしたが、アイサイトは運転に余計な介入をせず、自然なアシストに徹しているのが好印象でした。
こういう安心機能が標準装備というのもいいです。

しかし、レヴォーグでアイサイトが更に進化をしていて、ツーリングアシストがついてしまいました。
1年後ぐらいには出ると思われる小規模マイナーチェンジでは、XVにもツーリングアシストが搭載が可能となるはずで、頑張って間に合わせて欲しかったところです。

スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)がいい

嫁が一番気にいってしまったのが、スバルリヤビークルディテクションで、「この機能が無いと嫌だ」となってしまったのが、一番の想定外。
見えにくい後方からの車の存在をドアミラー内側のLEDインジケーターが教えてくれる機能ですが、特に夜間や雨天などの視界が悪い時に、良い機能だと思います。

他に気になったところ

試乗車にはパナソニックの8インチナビが搭載されていましたが、外光の映り込みによる見にくさがいまいちでした。
デザインの一体感や、マルチファンクションディスプレイと連動するのはパナソニックだけですし、とはいて価格も高くて悩ましいところです。
XVを購入する8割の方が、ナビをパナソニックにするようです。

スバル XV 2.0i-L EyeSightを契約しました

SUBARUのホームーページより引用
スバルリヤビークルディテクションと同程度の機能が搭載可能な車が、この価格帯ではスバルしかないみたいで、私的にはヴェゼルやCX-5も興味がありましたけど、XVに絞ることになりました。
最終的に契約したときのグレードとオプションは以下の通りです。

グレード

  • 2.0i-L EyeSight

メーカーオプション

  • LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ
  • クリアビューパック
  • アドバンスドセイフティパッケージ(スバルリヤビークルディテクション+ハイビームアシスト)
  • ルーフレール+シャークフィンアンテナ

ディーラーオプション

  • DIATONE サウンドナビ+ETC2.0+リヤビューカメラ
  • ナノイー付AVパネル
  • ドアバイザー
  • フロアカーペット
  • 新点検パックオイル車検5年

300万円の買い物

必須としたのはスバルリヤビークルディテクションと、ルーフレール、カーナビ、ドアバイザーとしました。

まずはエンジンですが、1.6Lもなかなか評判が良いのですが、ここは頑張って2.0Lを前提として、予算の都合もあって17インチタイヤを装着する2.0i-Lにしました。

次にメーカーオプションですが、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)を付ける為には、アドバンスドセイフティパッケージを選択する必要があり、確実に使わない機能になろうハイビームアシストが(勝手に)付いてきます。
同じくアドバンスドセイフティパッケージを選択可能なオプションにすると、LEDランプ+ステアリング連動ヘッドアップが付いてきます。
ルーフレールは実用性はないですが、XVのデザインの良さを生かすために、安くはないですがあった方が良いと思います。

ディーラーオプションであるカーナビは、一番画面が綺麗とディーラーで一押しだったDIATONEサウンドナビにしました。
MITSUBISHIの最新機種であるNR-MZ200とほぼ同等機種で、音の良さも含めて期待をしています。
パナソニックナビ以外はAVパネルの上部に小物などを入れられる穴が開くのがどうしても気になるので、見た目だけを重視して、少々無駄ですがナノイー付きAVパネルを入れました。

かなり古いノートで走行距離も約10万kmであり、市場価値はほぼ0円なのを買い取ってくれましたが、実質は本体値引きと考えています。

最終的には車庫証明手続代行費用や希望ナンバー取得代行費用も不要として、値引き前の総合計で330万円ちょいでしたが、予算ギリギリの約300万円で契約となりました。
XVはフルモデルチェンジをしてそれほど日が経過をしていないですが、SUV市場は各社の競争が激しいこともあってか、値引きは頑張ってくれたと思っています。
とはいえ、価格.comの値引き情報を見ると、同じ年月の購入者で更に値引いている方々もいるようなので、もう少し頑張れたのかもしれません。

SUBARUのホームーページより引用
8月末日から9月上旬の納車予定で、楽しみにしています。


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