東京駅の京葉線から横須賀線への乗り換え経路

経緯


千葉県から神奈川県へ少々遠い距離の通勤をしています。
電車に乗る時間が約1時間半を要し、これを朝のラッシュ時間帯に立っての通勤は少々辛いのです。
そこで座っての通勤を色々と模索をした結果、東京駅で京葉線→横須賀線への乗り換えが良さそうだと判断をしました。
(ここではその件はふれませんが、総武快速線で座るのは京葉線より大変です)

ここでネックになるのが東京駅の乗り換えです。
京葉線の東京駅は名前こそ東京駅でも隣駅の有楽町駅の方が近いほど離れた位置に存在をしています。
また横須賀線の東京駅の端っこにある駅です。
この移動を少しでも楽な移動手段を検討をしてみました。

複数ある乗り換え経路

乗り換え方法で歩く距離や時間などを考えると、以下の3つでした。

1.京葉線 東京駅→八重洲連絡通路→横須賀線 東京駅(水色)
2.京葉線 東京駅→丸ノ内自由通路→横須賀線 東京駅(緑色)
3.京葉線 東京駅→山手線・京浜東北線 有楽町駅→新橋駅→横須賀線 新橋駅(紫色)

3.に似た経路で東京駅→有楽町駅→品川駅と乗り換える経路もあり、この方が新橋駅より乗り換えが楽なのですが、山手線・京浜東北線で新橋駅から品川駅まで移動する時間のロスが大きいことから、検討から除外をしました。
急がないなら、この乗り換えが一番楽かもしれません。

東京駅の立体図を強引に平面図で表した為におかしいところもありますが、簡単に乗り換えの経路を図にして見てみました。

1.京葉線(東京駅)→八重洲連絡通路→横須賀線(東京駅)

評価

移動距離:3位
移動時間:3位(早歩きで約10分)
人の多さ:多い
お勧め度:3位

コメント

もっとも王道な移動経路です。
京葉線に乗るときは、東京方面に向かって真ん中から後ろよりの車両に乗ると乗り換えの距離を短くすることができます。
この経路は京葉線のホーム分の長さを余計に歩く必要があり、階段のアップ・ダウンも多い経路でした。
更に人が大変多い経路でもあり、特に南通路は色々な電車の乗り換え客で大変ごった返します。
八重洲連絡通路は歩く歩道があって歩数を減らすことはできますが、速度は歩く歩道で早歩きをした方が早い時があるぐらいなので、時間的には殆ど稼ぐことはできません。
定期券がある人はまったくお勧めができません。

2.京葉線(東京駅)→丸ノ内自由通路→横須賀線(東京駅)

評価

移動距離:1位
移動時間:1位タイ(早歩きで約8分)
人の多さ:少ない
お勧め度:1位
備考  :定期券が必要

コメント

改札を出るために定期券が必要ですが、定期券があれば使える経路です。
京葉線に乗るときは、東京方面に向かって前よりの車両に乗ると乗り換えの距離を短くすることができます。
私のスマホには歩数計があるのですが、測ってみると914歩でした。
1.と比べると移動距離、移動時間、人の多さの全てにおいて優れています。
定期券がある人はこの経路がお勧めで、私もこの経路で乗り換えています。

3.京葉線(東京駅)→徒歩→山手線・京浜東北線(有楽町駅)→山手線・京浜東北線(新橋駅)→横須賀線(新橋駅)

評価

移動距離:2位
移動時間:1位タイ(乗り継ぎが良ければ)
人の多さ:東京駅→有楽町駅は少ない、新橋駅構内は多い
お勧め度:2位
備考  :定期券が不要

コメント

改札を出るために定期券が必要ですが、定期券があれば使える経路です。
京葉線に乗るときは、東京方面に向かって前よりの車両に乗ると乗り換えの距離を短くすることができます。
横須賀線の新橋駅ホームまでの歩数は2.とほぼ同じの901歩でした。
しかし朝は横須賀線ホームの入り口が増結2両目付近とかなり前寄りの位置に出てくるため、中寄りまで移動するのに100歩程歩く必要があり、歩く距離としては2.より多くなります。
移動時間は有楽町駅の乗り換えがスムーズだと、2.より少し早く着くこともあります。
京葉線の東京駅へ到着する時間を0分とすると、私が朝に乗る電車はこのような感じです。

2.東京駅 丸ノ内自由通路 乗り換え

  東京駅(京葉線):0分
   ↓徒歩
  東京駅(横須賀線ホーム):8分
  東京駅(横須賀線):9分
   ↓電車
  新橋駅(横須賀線):12分

3.東京駅→有楽町駅→新橋 乗り換え

  東京駅(京葉線):0分
   ↓徒歩
  有楽町駅(山手線・京浜東北線ホーム):5分
  有楽町駅(山手線・京浜東北線):6分
   ↓電車
  新橋駅(山手線・京浜東北線):8分
   ↓徒歩
  新橋駅(横須賀線ホーム):10.5分
  新橋駅(横須賀線):12分

有楽町駅の乗り継ぎが良いと3.の方が2.より若干乗り換えに余裕ができますが、山手線や京浜東北線が遅れたりすると、乗りたい横須賀線に乗れなくなるリスクがあります。
このルートのメリットは定期券が無くても使えることで、これは公式になっている乗り換え方法でして、有人改札口の人に乗り換えたい旨を伝えると連絡券をもらえます。
なお、この連絡券は京葉線から乗り換えるときは新橋・品川方面に乗り換えるときのみに限定されます。
(この件を詳しく知りたい方は「京葉線 有楽町 乗り換え」とググれば、紹介されているページを見つけられます)

まとめ

定期券がある人は2.の丸ノ内自由通路を利用した乗り換えがお勧めです。
定期券がない人は3.の有楽町乗り換えか、3.の派生版である品川駅乗り換えが移動距離を短くできますが、乗り換えが余計に増えることや、連絡券がもらえる改札が限定されていることなど、玄人向けの乗り換え経路です。
乗り換えの頻度が低い場合は、無難に1.の八重洲連絡通路が良いと思います。


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