良性の甲状腺腫瘍を摘出(1.始まりから入院まで)

定期健康診断で

会社の定期健康診断で問診を受けた時に、医者から

甲状腺肥大の疑いがあります。

と言われたのか始まりでした。
その後の会社の二次検診でも同じ結果となり、大きい病院で診てもらうことになりました。

検査のために病院へ

最初に血液検査をしましたが、幸いにホルモン値を含めてほぼ正常といえる値でした。
しかし詳細は血液検査だけではわからないとのことで、超音波検査を受けることになりました。
結果は1週間程度で出ましたが

2cm程度の良性と思われる腫瘍があるように見えます。

マジですか😥

腫瘍という初めてのことに少々動揺はしつつ、このときは大したことはないのかなと思っていました。
更に詳細を調べることになり、人生初のCT検査を受けました。
輪切りで体が見えるやつですね。
結果はすぐに出たのですが、医者が少々真顔で、

甲状腺左葉が肥大し、喉頭隆起(喉仏)の真下に6cmの大きい腫瘍があります。
甲状腺腫瘍は悪性でもおとなしいので、慌てる必要はありませんが、4cm以上の腫瘍は手術で取るしかありません。
よく見ると、喉頭隆起の下の方に普通にはない膨らみが確認できます。

膨らんでいますね..😱
取るしかないと思うので、手術による対応をお願いします😢

まさかの展開に驚きましたが、お任せするしかないんですよね。
ただ冷静になると超音波検査の結果と違うことに疑問を思ったので

超音波検査の結果と少々違ったのは何だったのでしょうか?

腫瘍が大きすぎて、映りきれていなかったです。

なんと..😒

腫瘍が大きいと超音波検査では全て映し出せないようです。
最も変なものを見つけるのが目的とするなら、これで十分なのでしょう。

次に、注射針を刺して腫瘍の一部を採取する病理診断をしました。
事前に同意書にサインをして、首から注射器の針を刺して腫瘍を採取します。
首に長い注射針を刺すのでいい気はしないですが、痛くはなかったです。
結果が出るのに2週間ほどを要しましましたが

正確には手術で取った腫瘍から再度検査をする必要がありますが、良性腫瘍の可能性が高いです。

おー、よかったです😊

嫌な情報ばかりだったので、少しホッとしましたね。

入院に向けて

手術をすることに決まったので、手術に関する説明に変わっていきます。

手術は約2~3時間で、入院は1週間程度となる予定です。
声帯を動かす反回神経が甲状腺の近くを通っており、これを手術中に傷つけてしまう可能性があります。
この場合は声かすれなどが出る時がありますが、時間が経過すれば治ります。
反回神経を切断することはないので安心してください。

はい・・


という説明を受けてこれで終わりかと思っていたら、別の日に急に病院から電話があって来て欲しいと言われて

腫瘍が大きく垂れ下がっているので数%の確率で、胸骨を2,3本切断する可能性があります。
喉から腫瘍がうまく取り出せない可能性があり、これを無理に引き出そうとすると最悪の場合は血管が切れて大出血を引き起こすため、この場合は胸を開けるしかありません。

この場合の影響はなんでしょうか?

骨折と同じことですので、半年程度は運動ができなくなります。

痛そうな話が来ちゃったよ😓
これは正直勘弁してほしいと思いました😡

承知しましたが、そうならないことを祈ります..

と答えるしかないです。

入院前の説明はこれで終わりで、最後に入院の手続きと入院時に必要な持ち物リストを渡されました。

<入院予定の方>
バスタオル(1枚)、フェイスタオル(1~2枚)、パジャマ、はきなれた室内履き、洗面用具 一式、ティッシュペーパー、湯飲み(コップ)、服用中の薬、質問票

<手術予定の方>
浴衣、T字帯、同意書

手術の時に必要な浴衣は持っていなかったですし、この病院では浴衣とパジャマを安価でレンタルが可能だったため、レンタルにしました。
T字帯(ふんどし)は持っていない無いので、ドラックストアで購入しました。


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